hirschkalb's blog

"I beseech you, in the bowels of Christ, think it possible that you may be mistaken."

バイトテロと赤毛組合

シャーロック・ホームズのDVD(『赤髪連盟』)を観ていて、これは例のバイトテロに近いと感じた。適切な報酬より高くても低くても、そこには問題がある。百科事典の書き写しだけで十分な給料をもらえるならばそれには金額以外の相当の理由があるし、他人の提示した半額でも働くという希望者がいるならば、その者にも提示金額以外の相当の動機がある。

"The next time you engage an assistant, pay him the proper wage."

 (次に人を雇うときは、まともな給料を払うこと)

ところで、ある人たちは上記の「給料」をなぜか「教育」に読み替えてしまう。不祥事があると、ある人たちが言うには、教育が足りなかったのだそうだ。もちろん、適切な教育は必要だ。そして、適切な教育で十分なのではない。その行く先には、当然、適切な報酬があってもいい。単純化して考えれば、教育ビデオや研修を何万回も視聴や受講させ、何百円を手渡して、誓約書を書かせるのも一つのやり方ではあるけれど、まともに給料を払っていれば、いまどきそのような貴重な職場を自ら手放すはずがない。

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