hirschkalb's blog

"I beseech you, in the bowels of Christ, think it possible that you may be mistaken."

あの論法を考える

昨晩の続き。あの本の各問の表題に記された論理用語で表される論法や誤謬は、大雑把にやれば意図主義構成的ジレンマ無関連要因条件付き判断で捌けるのではないかという仮説。

賛否両論が認められる場面では、肯定したい立場の意図主義により、賛否のうち「否」の指摘がここでは無効であることを確認させる。

賛否について細部の洗練が待たれる場面では、肯定したい立場に向けて構成的ジレンマを組み立て、「いずれにいたしましても」(構成的ジレンマ)「細部が不明でも」(鳩の巣原理風)細部の洗練がここでは必要条件ではないことを確認させる。

認否不要と考えられる箇所で膠着している場面では、その箇所は当議論においてさしあたり無関連要因であることを確認させ、あるいは、たとえその箇所により当議論への影響が何もないとはいえないとしても、それによって当座の文脈を修正することに何ら益を見出すことができないか、もしくは、当座の文脈が現実においてすでに発生しているためこれを遡って修正することがほとんど不可能であることによって、ここでは条件付きの判断が求められることを確認させる。

……という感じ。

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